日々の些細なことを記していく平凡な女の日記

育児とか裁縫とか好きなことを綴っていきます

小説にはまって

湊かなえ藤堂志津子の小説を借りてきた。

 

山女日記と男の始末、情婦という3冊。

 

山女〜は短編読み切りであったがそれぞれで登場人物がリンクして面白かった。

 

男の始末も50代に差し掛かった女の寂しさが(母親が亡くなった時の為に男と同居する)よく書かれていたし

 

寂しさゆえに結局急いていてしょうもない男を連れ込んだ悲劇の結末が

 

親に頼って結果男を殺させるという話なんだけど。

 

 

この小説はどうやって憎むかとか殺すとかに重点は置かれていない。

ただ昔から男運のない女が、母親(美容師で美容院とアパート経営)と娘と息子に恵まれ生きてきたのだが

結局自分では何にもなす事は出来ず。いい歳してしょうもない男に寂しさゆえの同居を始めたが、女好きであり家にお金は入れない自由人・遊び人である籍を入れない居候間男      に出て行ってもらいたい話しだが。上手くいかなくて…。毎日どうしましょう…みたいな。

 

情けない女と軽く後腐れなく仕事を遂行出来るけおばあちゃんのお話。